poison__cat’s diary

自分のことを猫だと思い込んでいる人間でありたい人間の戯言

猫に四季は感じられない

こんにちは こんばんは
今はどっちだろう?

と頭を悩ます時間が早く来るようになって
しばらく経ちました。って冬頃に書き始めて、
結局は頭を悩ます時間が遅くなる季節になりました。


『儚い』を代名詞にしている花が咲く季節
人の関係が大きく変わる時期に咲くからだと思う。

モラトリアム


僕はモラトリアム期間から追放されようとしている。
モラトリアムはマイナスな意味合いに思われがちである
「人間として心理的な成長をしないで、人生の選択を先延ばしにすること」

もっと端的に言うと「現実逃避」をする人だ。


本来、心理学者のエリクソン
「大人になるための準備期間」
としてモラトリアムを提唱していた。
しかし、世間はそれを悪いことだと思うらしい。
18~22歳が一般的にモラトリアム期間であると言うが
少し前のニュースや新聞記事を見てみると、若年層の僕らの中には社会人になっても
モラトリアムから脱出することが出来ないでいる人が増えているらしい。
離職率がそれを物語っている。


毒吐き猫と名乗ってきた僕は
自分のことを猫だと思い込んでいる人間でありたい人間である。
僕にとって「」は

『何にも縛られず、自由奔放に生きていけること』

その象徴だった。

モラトリアムの状態でいることを理解している
それではダメだということも理解している
人間として社会に出て自分の存在意義を見出したい。
それでも僕は「猫」を名乗り続ける。


これが僕の気持ちであり、抜け出せない葛藤である。

とても難しい。本当にお手上げ状態。
飼い猫の芸のように、社会に「お手」と言われている。
その手は爪を剥き出しにしている。
綺麗に磨かれた丸い爪を。


悔しい。どうしても分からない問題に出会った。
今までやってきた知識では解けそうにない。
「これくらいは解けないとダメ」
と言う声が聞こえてくる。




>>うるさいな、分かってんだよ。<<



当たり前や常識に囚われて、自分の美しさを否定し続ける人が僕の近くにいる。僕自身もそうだと思う。

美しいかは知らん。ただ、もったいないなと思う。

「進学するのは当たり前」
「みんなそうしてる」
「社会人になって働くことが人として自然な流れ」

そんなのクソくらえだ。
うんち投げてやる。
触りたくないから勘弁しといてやる。

これを読んでくれてる超モノ好きな人達に伝えたい。
僕はあなたを応援する。
僕は自分の意志を行動に実行できない弱い人間だけど。
あなたは素敵だ。

だから、モラトリアム期間をポジティブに捉えて欲しい
現実逃避は現実を冷静に考えるための手段だから


自分を責めないで。






僕という猫は四季を感じられない

いや、四季を感じていたくない。

地軸のズレを作った隕石を爆発してやりたい。



得体の知れない未来を怖がるという点では
僕は人間なんだと思わされる。

得体の知れない物に興味を示すという点では
僕は猫になりたいんだと思う。

自分のことを
猫だと思い込んでいる人間でありたい人間
として僕はこの先も「今のこの瞬間」を嘆いていく。


毒吐き猫でした。それではまた